「監査」という言葉はたまに聞くけど
具体的に何なの?
そんな疑問にお答えすべく、
この記事では「監査」の種類にフォーカスして解説していきます。
監査は大きく分けて4種類
一言で監査といっても、
①何を監査するのか(業務 or 会計)
②誰がするのか(内部の人 or 外部の人)
によって大きく4種類に分けられます。
①何を監査するのか
<業務監査>
業務監査とは、
「仕事がキチンとできているのか?」という監査です。
例えば、
飲食店の店舗に本社の社員がきて、
材料の保管状況や衛生状態・接客態度などをチェックされたりとか、
営業所に本社の監査部門の人がきて、受注や営業の方法、顧客情報の管理や、勤怠管理の状況をチェックされたりとか、
普段の「業務」に関する「監査」です。
<会計監査>
会計監査とは、
「決算や会計処理がキチンとできているのか?」という監査です。
例えば、
本社に公認会計士がきて、決算を間違えないように、 日々の会計処理方法をチェックしたりとか、
メーカーや飲食店などの棚卸で、在庫の金額に関わるような、「数え間違い」や「PCへの入力漏れ・間違い」などがないかチェックされたりとか、
金額の正確性に関わるような「監査」です。
②誰が監査するのか
<内部監査>
会社内部で、問題や間違いが起こらないよう、
自分の会社をチェックする部門や役職があります。
監査役や内部監査部門の人が、それに当たります。
社内で営業や経理といった部署から異動したり、
外部から公認会計士や弁護士といった専門家を招致したりと
色々な人がいますが、
業務監査も会計監査もします。
<外部監査>
公認会計士など、会社内部の人間ではない第三者による監査です。
代表的なものは
外部による会計監査である、公認会計士の財務諸表監査です。
公認会計士の監査は?
監査の種類について、ご理解頂けましたか?
本日のポイントはズバリ
公認会計士によるは財務諸表監査は
「外部の人」がする「会計監査」です。
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